はじめてのシュトゥットガルト生活Q&A

ドイツ・シュトゥットガルト ー1分に1台ポルシェが走る街ー を生き抜くためのあれこれを初心者目線で語ります

.entry-title{counter-reset:h3} .entry-content h3{counter-increment:h3;counter-reset:h4;} .entry-content h4{counter-increment:h4;counter-reset:h5;} .entry-content h5{counter-increment:h5;counter-reset:h6;} .entry-content h3:before{content:counter(h3) "\a0";color:#777;} .entry-content h4:before{content:counter(h3) "\2e" counter(h4) "\a0";color:#777;} .entry-content h5:before{content:counter(h3) "\2e" counter(h4) "\2e" counter(h5) "\a0";color:#777;}

フランクフルト空港からシュトゥットガルト空港へのアクセス

前回から日が開いてしまいましたが、フランクフルト空港からシュトゥットガルトへの鉄道アクセス(ICE=InterCityExpress DBドイツ鉄道の国際特急)について書きたいと思います。

 

フランクフルト空港はドイツ最大の空港であり、鉄道駅もターミナル1に隣接しています。スターアライアンス系ならターミナル1に到着すると思います。(ターミナル2に到着した場合は2⇒1をskyline trainかバスで移動後、鉄道に乗り換えです。ターミナル2の場合は時間に余裕を。)

 

ルフトハンザのExpress rail

通常は航空券と鉄道のきっぷは別なので、航空券のほかにドイツ鉄道の切符を買う必要がありますが、ルフトハンザで予約する場合、フランクフルトーシュトゥットガルト間のICE列車を飛行機と同じように予約できるExpress railというサービスがあります。(旧名Airail?)

http://www.lufthansa.com/jp/ja/lufthansa-express-rail

例えばExpediaなどで航空券を予約する際も同区間を飛行機ではなく鉄道を選択することができます。これを利用すればICEの切符を追加で買う必要はありませんので、フルトハンザ+鉄道利用を決めている人は最初からこちらを選ぶようにしましょう。LHと共同運航のANAでも利用できます。

ヨーロッパ内鉄道サービスのご案内|ご予約/旅の計画|国際線航空券予約・空席照会|ANA

この場合、航空券に記載される便名が3桁ではなく4桁の便名(たぶん34xx)に、シュトゥットガルト空港がSTRなのに対してシュトゥットガルト中央駅ZWSの表記になります。このフライトの便名34xxはICEの列車番号とは違うので、駅の掲示板でホームを確認するときはフライトの便名ではなく発着時間で確認しましょう。

 

 

DBの提供しているRail&Flyというサービスを利用すれば、他の航空会社でも航空券予約時にICEを指定して購入できるようなのですが、こちらは利用したことがないため詳細は分かりません。ご存知の方はご一報いただければ。(乗り継ぐ列車が指定されてないことから推察すると、列車には乗れるけど、座席指定券はない予感がします。つまり満員の時は通路に立つしかないのではないでしょうか)

普通にICEを予約する場合

もちろん駅のカウンターできっぷを買えます。が、日本を出る前にきっぷを確保しておきたい場合はDBのHPかスマホアプリからもクレジットカードで購入できます。(ドイツ語か英語)

https://www.bahn.de/p/view/service/buchung/mobil/db-navigator.shtml

Webもアプリの場合も方法は同じで、乗り換え検索結果から列車を選び、購入画面に進みます。購入が完了すると指定したメールアドレスに乗車券PDFが送られてくるので、プリントして持参しましょう。駅に改札はなく、列車内で検札がおこなわれ、そのときに乗車券に記載のQRコードのようなものを車掌さんがスキャンします。スマホアプリの場合、チケット購入後にアプリ内にチケットをDLすると、このQRもDLされるので、検札時に画面に提示してスキャンしてもらいます。ケータイの電池が切れてるとアウトなので慎重な方には紙印刷をお勧めします。

注意点ですが、列車の乗車券(JRでいうと乗車券+特急券)と座席指定券は別です。オンラインで同時に購入できますが、「指定券も買う」のようなチェックボックスをマークし忘れると乗車券のみの購入(自由席)になってしまうので注意しましょう。

また、乗車券をSparpreisで購入するとその列車のみ有効となり、他の列車(例えば同区間の1時間後の列車)には乗れません。日本のJRの自由席特急券の場合は後続列車に乗れるのでその辺が違いますね。予定を変更する可能性がある場合はFlexpreisで買います。ちょっと高くなります。

 

実際の乗り方

ルフトハンザのExpressRail利用の場合とその他の場合、荷物の受け渡しがちょっと違います。

一般の航空会社の場合、通常通りバッゲージクレームで荷物を受け取り到着ロビーに出ます。そのあと空港駅(長距離列車駅)への連絡通路を通って駅に到達するのですが、

ExpressRailの場合、荷物はバッゲージクレームで受け取らず、連絡通路の途中(長距離列車駅の直前)にルフトハンザのカウンターがあり、そこで受け取ります。つまり、空港から鉄道駅までスーツケースなしで移動できます。逆にドイツから出国する際はこの専用カウンターでチェックインと荷物を預けることができます。

ややこしいのですが、LH/ANA共同運航便を利用する場合でもANAとして予約しているときは荷物の受け取りは通常通りバッゲージクレームのようです。ルフトの場合だけ上記専用カウンターを利用できます。

 

長距離列車駅は2面4線のホームです。ホームに降りる前に電光掲示板で自分の列車のホームを確認します。こちら方面はこのホームと決まっていない上、列車の到着2分前に急にホームが変更になったりします!ので油断ならないです。(この件はまた別のエントリーで)

ホームに降りたら、近くの掲示板に列車の編成とホーム上での停車位置が書いてありますので、何号車がホームのどの辺(ホームに沿ってA,B,C…と書いてあります)か確認しましょう。

Express RailでシュトゥットガルトからICEに乗る場合

初めての時迷ったので一応書いておきますね。

まずシュトゥットガルト中央駅のDBカウンター(緑の窓口的なところ)へ行きます。するとルフトの端末が置いてあるのでここでチェックインします。(もちろんネットからもできます。)

荷物は自分でICEに持ち込みます。昔はシュトゥットガルトで預けられたようですが、今は自分でフランクフルト空港のカウンターまで持っていきます。ホーム、列車位置の確認は同様です。

 

いかがでしたでしょうか?ICE乗るのはめんどくさそうですか?

初めはよくわからないと思うのですが、慣れてしまうと鉄道を利用する方がバッゲージロストや遅延による乗り継ぎのリスクを減らせるので私はこちらの方が好きです。

まぁDBの列車はよく遅れたり、その他いろいろトラブったりするので旅のリスクとしては五分五分かもしれませんが・・・これから試してみる方の参考になれば幸いです。